2011/06/21　一見、騒がしい集団の中にも静かなものあり〜表情〜

何のことかというと
昨日乗り合わせたバスに
途中の小学校から多数の小学生が乗ってきた。

付属小学校の小学生低学年。
身長は私の半分ぐらいで
立っていた私の身体は
身体半分が彼ら、彼女らで埋まってしまった感覚になった。

見ていると
じゃれ合う子、本を読む子、空くであろう席を狙う子など百態。

一見、騒がしい感じなのだが
無表情な子が何人もいるのに気付いた。

だいたい、子供って
スイッチが入った様に表情が変わるので
変わる前は無表情なのだ。

子供だけじゃない。
大人にも目がいったが
大人もみんな無表情。

ふと映画のワンシーンを思い出した。
ベトナム戦争ものなのだが
無表情なベトナムの人たちを映し出すカメラ。

非情に印象的に見えるのだけど
実は、それが東洋人の顔なのかもしれない。

ゴルゴ１３の中で
欧米人が東洋人の無表情を
デューク東郷と重ねる逸話も頭をよぎった。